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2025年5月 (社員向け)トップメッセージ

未来を変える技術

2025年大阪・関西万博が、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月13日から開催されています。今回の万博でも未来を象徴する技術が数多く展示されています。その中でも私が最も興味を持っているのは、「空飛ぶクルマ」です。この技術は、電動垂直離着陸機を活用し、環境負荷を軽減しながら都市部や離島間の移動を可能にする次世代型モビリティです。万博会場では、実際のデモフライトや専用離着陸場の展示が行われ、未来の交通インフラの可能性を体感できる場となっています。

と、書いていたところ、「部品落下で当面運航中止」というニュースが飛び込んできました。非常に残念です。でも、前向きに考えたいです。この逆境を新たな可能性をつかむ機会と捉えて、ぜひとも乗り越えて、もっと良い結果へつなげてほしい、と切に願っています。この「空飛ぶクルマ」は、災害時の迅速な救助活動など、私たちの生命を守ってくれる、そして、生活を大きく変える可能性を秘めています。

こうした多くの生命を救うような、未来を変える技術や製品に関わっていくためにも、自分の業務や技術、市場価値にこだわり続けていきましょう。たとえ失敗しても、くじけずに、新しい技術を学び、さらに進化させる努力を続けましょう。「変化を恐れず、挑戦を楽しむ」姿勢が、私たちの未来を明るいものにすると信じています。

 


代表取締役社長
関口 晃介

変えるための行動が大切

採用部門の担当役員として、新卒採用を強化するための活動の一環で、某大学を訪問しました。そこで教授から、多くの小児の生命を救うための超小型人工心臓の開発におけるご苦労や、関連の最先端技術について学ばせていただきました。私は、開発に取り組む姿勢、最先端の技術の力強さ、に深く感動しました。私からは、教授の研究室を卒業しメイテックエンジニアとして活躍している具体的な事例を紹介し、教授から感謝の言葉をいただきました。

また事業部門の担当役員として、医療関係の某お客さまを訪問しました。極めて精巧で人体に直接関わる製品を開発する現場で、多くのメイテックエンジニアが活躍しています。具体的な内容は書けませんが、メイテックへの期待はさらに高まっていることを実感しました。私たちが目にする製品はお客さまの売上の1%にも満たないもの。しかし、見えないところで、ライフケアなどの事業を大きく変革し、挑戦を続けておられるのだと深く理解できました。

適者生存のためには、自ら変わるしかありません。私は、これからも積極的に、技術の現場に出向き、変化の兆しを正しく把握し、お客さまと社員に対して、共有と対話を通じて、お互いが共感できるように挑戦し続けます。
 


取締役副社長
中村 有貴