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2016年4月 (社員向け)月例社長メッセージ

「自分の型」を創り、磨き続ける

2016年春号の季刊誌SYORYU(社内報)でも詳しく載っていますが、2016年2月下旬に開催された名古屋EC(エンジニアリングセンター)での「技術発表会」へ、私も参加してきました。
長年続く伝統ある発表会で、30回目という節目の記念大会ということもありましたので、
100名以上のエンジニアの皆さんが参加されて、とても活気のあるイベントとなりました。

その中で、私が特に印象に残ったことは、発表されたエンジニアの皆さんが、共通して「『自分の型』を創り出している」、と感じたことです。
働く上で何を重要視するかは人によってさまざまですが、発表された皆さんには、長年自分で考えながら取り組んで、そして自分の最大限成果を生み出すための「自分の型」というものを、共通して創り出している、ということが伝わってきました。

成果を出すための行動特性は、再現性が高いと言われています。
「自分の型」を持っている人は、どのような環境下にあってもハイパフォーマーでいられる可能性が高い。つまり、成功するための一定の行動フローが自分の中で身に付いてくると、それが「自分の型」として創り上げられていき、またそれを磨き続けることによって、付加価値の高い存在になっていくのだと思います。

メイテックエンジニアの皆さんが、「自分の型」を持っていれば、安定して高いアウトプットを提供し続けられるエンジニアとして、お客さまに期待と安心感を持っていただくことができます。
逆に、型がないと「大丈夫かな?」と思われる可能性もあります。
お客さまから期待をされると、より高度で重要な役割を任される。
その繰り返しにより、自分の技術力やキャリアが積み上がっていくのです。

さて、4月に入社されました新入社員の皆さんは、これからプロのエンジニアを目指していくことになります。
大事なことは、皆さんの周りには、6,600名のさまざまな先輩エンジニアがいて、これまで多様な経験・知恵・知見を積んで、「自分の型」を創り、磨き続けている方がたくさんいる、ということです。
ぜひ、新入社員の皆さんは、同期の仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しつつ、いろんな先輩を「まねて」、学んでいってほしいと思います。
「まねる」ことは、非常に重要なことであり、言い換えると、ベンチマークですので、早く先輩エンジニアをベンチマークして、超えていけるように取り組んでください。先輩エンジニアも新入社員に教えることによって、新たな視点で自分を見つめ直してください。

グループ中期経営計画(2014-2016)3期目の2016年度がスタートしました。
メイテック社員一人一人が、「自分の型」を創り、磨き続けていくことを期待しています。

以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世