2007年11月 社長挨拶

2007年11月 (社員向け)月例社長メッセージ

お父さん(お母さん)の仕事はエンジニア!

当社も、去る10月1日に、来年度新卒入社の内定式を行いましたが、今年は非常にうれしいニュースがありました。 それは、今年の内定者の中に、当社のエンジニアのご子息がいた!ということです。来年4月には、当社史上初、おそらくこの業界史上初の親子エンジニアが誕 生することになります。メイテックは、これまでも、日本の人材ビジネス業界で初めての株式上場や、派遣エンジニアとしての最高レート、エンジニアの定年延 長社員の実現など、数々の「業界初」を成し遂げてきましたが、今回の件については、私は「業界初」ということがうれしいわけではありません。メイテックの エンジニアのお子さんの中に、「自分も、お父さんのようにエンジニアになりたい!」と思い、同時にメイテックを選んでくれたお子さんがいた!ということを 心からうれしく思っています。

私は、これからの日本の労働社会は、もっと職業を重視するようになっていかねばならないし、おそらく、そうした方向に進んでいくと考えています。それは、 「どの会社に属しているか?」、ということよりも、「自分の職業は何か?」が問われるようになっていくということです。終身雇用を前提とした社会において は、どの会社に属しているか、あるいは属することができたか、ということは、個人のライフプランの大きな要素であったかもしれません。しかしながら、会社 が永遠に存続する、少なくとも自分が定年退職まで必ず存続するということさえもが、誰にも保証できなくなったという現実を直視すれば、おのずとそうした方 向に向かっていくと考えるわけです。私は、終身雇用を全否定しているわけではありません。終身雇用とは元々保証されていたものではなく、結果として成立す るものだという現実が、ますます顕在化し希少化していくであろうということです。だからこそ、企業は、いかに持続的成長を実現し、社員の皆さんにより長く 働いていただけるステージと選択肢を提供できるかが、社員の皆さんにとっての企業価値として重要になっていくと考えています。

そして、メイテックという企業が持続的に成長していくための要件のひとつは、より強いプロのエンジニア集団になっていくことです。プロのエンジニア集団で あるがゆえに、エンジニアに役職はありません。役職という肩書きではなく、エンジニアとして何ができるのかが問われるプロフェッショナル集団です。だから こそ、まず、メイテックから、エンジニアという職業の価値を、もっともっと高めていきたいとも考えています。まず足元から始めるという意味では、メイテッ クのエンジニアの皆さんのお子さんたちに、「お父さん(お母さん)の仕事は、エンジニアだ!」と、胸を張って言っていただきたいと思うわけです。それは、 メイテックのエンジニアの皆さん一人ひとりが、プロのエンジニアとしての誇りを持って働いている姿を、ご家族に感じていただくことから始まるのだと思いま す。その意味では、お父さんの姿を見て育ち、お父さんのような職業に就きたいと考えたお子さんが、来年、実際にメイテックに入社していただけるということ は、私自身もメイテックの一員として大きな誇りを感じます。

また、今後ますます深刻化していく少子高齢化と、その中でも理工系を目ざす若者がさらに減少していくという現象にも、もっと目を向けなければならないと考 えています。天然資源に乏しい日本がここまで成長してきた機軸は製造業の発展であり、それは今後も継続するはずです。にもかかわらず、日本の基幹産業であ る製造業を支える人材が減少していくということは、今後ますます製造業の世界市場競争が激化していくことも加味すれば、10年後、20年後には、大きな社 会問題になる可能性があります。そうした問題意識をメイテックのエンジニアの皆さんが自己認識し、全国で展開しているマネージャー活動の中で、地域の子ど もたちに科学や技術に関心を持ってもらおうという取り組みが、少しずつ始まっていることにも、メイテックのエンジニアの皆さんの社会性を感じています。こ うした現場での社会的な取り組みを発展させていくことが、企業の社会的責任の一環ではないか、と考えさせられてもいます。何事も、まず足元からですから、 メイテック社員のお子さんたちが、一人でも多く理工系に進んでいくことを応援する「メイテック・エンジニア育英奨学基金」の活動も、もっと拡充させ、企業 としての社会的価値を高め、メイテックグループの社員の皆さんが、もっと誇りを持って働き、ご家族の皆さんにもっと誇れるような企業にしていきたいと考え ています。

以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 西本甲介

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