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2013年1月 (社員向け)月例社長メッセージ

全社員の成長の物語 

新年明けましておめでとうございます。

昨年の新年メッセージは、予測不能な混迷の時代だからこそ、自分自身の新たな物語を、自分でつむぎ出していくことが必要だと書きました。1年経った今も、その思いは変わっていません。むしろ、強くなっています。

自分自身の新たな物語をつむぎ出していくということは、日々、さまざまな出来事や事象と向き合うことによって、あるいはいろいろな人たちと出会うことによって、新たな自分を発見することであり、新たな自分を自ら創り出していくことだと思います。そして、それを成長と言うのだと思います。

成長とは、自分をあきらめないということでもあります。いくつ年齢を重ねても、まだ自分は成長したいと思い、まだ自分は成長できると確信する限り、日々、新しい自分を発見し、創り出していけるのだと思います。生涯エンジニアの皆さんが、それを実証されています。

私たちがこれから向き合っていかざるを得ない社会の変化、時代の変化は、厳しいものになるでしょう。かつてのように、日本の人口が増え、GDPが毎年伸びていく時代は、普通に生活していれば、自分の生活が豊かになっていくことを実感できたわけですが、私たちが生きている今の日本は、すでにそうした時代を終えています。それは、みんなが横並びで豊かになっていく時代は終わったということでもあります。それは、個人にとっては厳しいことですが、それでも、私たちは、この時代を生きています。

その厳しさに向き合う手掛かりが、どんな社会や時代であろうと、自分は成長していくという意志を持った行動だと考えます。そもそもプロフェッショナルとは、自分が仕事をしている限り成長を志向する人のことを言うのだと思います。

メイテックの中期経営計画「共創21」も、今年は3年目になりますが、社員一人ひとりが、仲間とつながり合いながら成長したことの集積が、その結果となって表れると思います。その意味では、「共創21」とは、全社員の成長の物語でもあります。

今年も、社員一人ひとりの成長と共に成長していくメイテックを、全社員で創り出していきたいと思います。

本年も、よろしくお願いいたします。


以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 西本甲介