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2013年11月 (社員向け)月例社長メッセージ

グローバルな仲間たち

メイテックの中国事業に現地で参画してくれている仲間たち、つまり現地採用の社員の皆さんに、2012年から順次、メイテックに来てもらい、日中のメイテックグループ社員が相互交流する機会を持つようになりました。

具体的には、中国の仲間たちには、採用部門では現地の中国人学生募集との共通項を学び、CS部門では教育研修システムを学び、メイテックネクストでは職業紹介事業を学ぶ、という機会を持ってもらっています。それは、日本の仲間たちが、中国の仲間たちから学ぶ「機会と場」でもあります。

海外で仕事をするということは、現地の人たちと一緒に仕事をするということです。言葉が違うだけでなく、文化や慣習も違います。ときには価値観さえ異なる場合があります。そうした現地の人たちと仕事をするためには、自分たちのほうから「仲間になりたい」という気持ちを伝えることが一番重要なことだと思います。たとえ、言葉や文化や慣習が違っても、同じ仕事をする仲間であれば、いい仕事がしたい、仕事を通してだれかの役に立ちたい、もっと多くの人に喜んでもらいたいという想いは、世界共通だと考えています。

こうした仕事の想いを伝えて、その想いが分かりあえれば、日本人以外の人たちとも、共に仕事をする仲間同士になれるということを、当社が今まで経験してきた海外事業を通して実感しています。日本に来てくれる仲間たちは、まさに、そうした人たちです。グローバル化を中国語では"全球化"といいますが、まさに同じ地球という惑星に住む仲間だという意識を持つことがグローバル化だと思います。

今は、メイテックの社員は、エンジニアも間接職も、ほとんどの人たちが国内で働いていますが、お客さまのグローバル化の進行を踏まえると、5年後、10年後には、必ずしも今の状態が続いているとは限りません。

自分は、日本という国にとどまるだけでなく、もっと広い世界で活躍したいと考えている社員が、実は、メイテックの中にもたくさんいます。そうした仲間たちには、できるだけ、そうした「機会と場」を提供していきたいと考えています。そして、そうした人たちには、日本人以外の人たちとも、共に仕事をする仲間になる力を高めてほしいと思っています。

以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 西本甲介