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2009年9月 (社員向け)月例社長メッセージ

EC長のメッセージ

今次の危機を乗り越えるためには、全社員のみなさんの協力が必要です。そのためには、まず、会社の置かれている状 態を、できるだけ正確に社員のみなさんに伝えて理解をしていただく必要があることから、社内イントラサイトで、月次の稼働率、間接部門のコスト削減の取り 組み、グループ教訓研修の運営状況、グループ戦略の見直しなどの会社の動きを、できるだけリアルタイムでお伝えしています。ただし、エンジニアのみなさん にとっては、会社全体の情報もさることながら、もっとも身近な情報は、自分の所属するECの情報だと思います。ECの情報は、代表者連絡会や労務懇談会で 直接に聞く機会もあるわけですが、各ECの社内ホームページでアップデートされている「EC長メッセージ」に、ECの動きや取り組みが、有事だからこそ、 もっともライブに伝えられているように感じます。

現在、事業部門では、まず単月で「成約数>契約終了数」を達成することによって、EC稼働率をとにかく上昇させることに必死に取り組んでいます。それを具 体的に達成するために、全営業担当(EC長含む)が、全社統一目標の達成に向けて取り組んでいます。4月からの第1四半期においては、その営業目標が達成 できたECと達成できなかったECがあるわけですが、両方のEC長に共通しているメッセージの内容は、「エンジニアのみなさんの協力があったから達成でき た」、「達成はできなかったが、エンジニアのみなさんの協力で、こうした成果を出せた」というものです。中には、具体的に、どのような協力を得て、どのよ うな成果に至ったのかを明記しているケースもあります。その協力内容自体が、「支えあう力」としての当社のDNAであり、競合他社との優位性につながるも のであることから、誌面に書くことは割愛をいたしますが、本当に、いろいろなご協力をいただいています。EC長がエンジニアのみなさんに、どのような協力 を求めているかは、すでにいろいろな局面でお伝えしていますが、ぜひ全国のEC長メッセージを読んでいただき、より多くのエンジニアのみなさんの、さらな る協力に期待したいと思います。

そうしたEC長たちが、営業協力だけでなく、エンジニアのみなさんに求めていることが、TCD(テクニカル・キャリア・データ)のメンテナンスです。これ は、有事、平時にかぎらず当たり前のことですが、今、EC長たちは、特に教訓研修中のエンジニアのみなさんに、それを切実に求めています。その第一の理由 は、「一人でも多くのエンジニアを、一日も早く配属したい」からです。厳しい市場環境の中で、必死に取ってきた受注は、一件もむだにしたくはありません。 全件成約を、営業は目指しています。そのためには、まず、エンジニアのみなさんのTCDの精度が高いものであることが必須です。単に精度が高いだけでな く、お客様にアピールする要素が、もれなく記載されているかも重要です。自分がエンジニアとしてやってきたこと、その結果、今できることが、過大でもなく 過少でもなく、等身大に表現できていることが重要です。TCDのメンテナンス不足で受注を逃し、本来であれば配属できるのに配属できないようなロスは一件 たりとも出したくない、という思いが、そうしたEC長メッセージには込められています。

7月から8月の夏季休暇前までを、全ECの全営業担当が「営業強化月間」として、下期10月からのお客様の動きを逃さないように、必死に取り組みました。 その成果に大いに期待しているところですが、引き続き、エンジニアのみなさんの強力な協力をお願いいたします。

以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 西本甲介