2018年8月 社長挨拶

2018年8月 (社員向け)月例社長メッセージ

5Gが創り出す世界

自動運転、ロボットによる遠隔手術、IoTによる日常生活の自動化・最適化、360度視点やホログラムでの臨場感あるライブ映像の視聴など、SF映画やマンガで登場する「未来の世界」は、第5世代移動通信システム(以下5G)の圧倒的な技術革新により、非現実のものから現実のものへと近付きます。

5Gの特徴として、「高速通信」「大容量化」「低遅延化」「同時接続」などが挙げられますが、自動運転や遠隔手術などは、微細な動きが求められるため、データ転送遅延によって操作がずれることは、致命的なミスにもつながりかねません。データ転送のタイムラグをなくす「低遅延化」が、重要なポイントとなります。また、多くのモノが同時につながりあう「同時接続」によって、操作一つでさまざまなモノが自動的に動き出し、われわれの生活や仕事の効率を飛躍的に向上することが期待できます。

ただ、通信技術の進化に伴い多くの恩恵を受ける一方で、われわれの気付かないうちにプライバシーが侵害されるリスクも含んでいます。今までもそうでしたが、5Gの普及によって、さらに自己防衛の必要が出てきます。個人のネット環境などのセキュリティを強化することは当然ですが、まずは自分自身の行動や言動に責任を持ち、プライバシーが侵害されるリスクをしっかり認識した上で、5Gの利便性を享受するよう心掛けてください。

5Gの普及は、さまざまな業界や分野の技術に多くの進化をもたらしますので、メイテックエンジニアが活躍する機会や場面も増えていきます。エンジニアとして今まで培ってきた自身の技術スキルやキャリアを活かしながら、5Gという圧倒的な通信技術の特徴を最大限発揮できる設計・開発業務に取り組んでほしいと思います。そして、皆さんがこれから世の中のさまざまな「つながる」を創り、「未来の世界を現実にする!」主役として活躍することを期待しています。

最後に、「AIの進化によって、われわれ人間の仕事は機械に取って代わられる」という説を最近よく聞きますが、それは今までの技術進歩の中でも多分にあったことです。大事なことは「AIやロボットというツールをわれわれが使いこなせるか」ということ。AIが導き出した答えやデータが本当に正しいかどうかをわれわれが判断できなければ、そのときは「取って代わられる」ことになってしまうでしょう。

正しいことが前提ではなく、常に疑問をもつことや客観的に判断することが必要であり、われわれは正しいかどうかを判断する基準を、自らの経験の中から「勘所」として持っていなければいけない。その鍛えられた「勘所」が、正しい判別や選別、判断を下せるのです。

メイテック全社員の皆さんには、AIやロボット、そして5Gという画期的な技術・ツールを正しく使いこなせる「イノベーター」になってほしいと思います。


以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世

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